社長ブログ

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塗料には適正な塗布量があり、不適正な場合、塗料の性能を十分に発揮できません。
塗料が性能を発揮するためには正確な塗布量が必要となります。
塗りすぎも薄すぎても良くありません。

塗布量が少ない場合、
1、色ムラ・艶ムラ
2、塗膜剥離
3、チョーキングほ発生
4、塗膜の切れ
などの問題が起こります。

このようなことがないように、最初に下地処理を行い、適正な施工を行わなくてはなりません。
チョーキングとは塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって顕われる現象や状態をいいます。

チョーキングが起こる原因として、
・太陽光の紫外線で表層樹脂が分解する場合。
・塗膜中の樹脂が加水分解されて起こる場合。
・塗料が十分に撹拌されず原材料の分離や沈殿により生じる場合。
・立地条件や使用条件に応じた耐候性のある塗料を用いていない場合。
などがあります。

チョーキングを発生を遅らせるために、隙間を埋める目的でクリアー樹脂などを塗布する。
立地条件や使用条件に応じた耐候性の優れた塗料を用いる。

また、チョーキングが生じている場合は、表層をはがし塗装を行なう。
などの対策を行う必要があります。
クラックとは壁や天井にひび割れが発生することです。ひび割れは縦や斜めに入ることが多いです。

コンクリートやモルタルで出来ている建物でよくクラックが発生します。
日本ではコンクリートやモルタル建築は一般的な建築物です。

ひび割れが発生する原因は、乾燥にあります。
素材が乾燥するとコンクリートやモルタルは収縮し、ひび割れが発生します。
素材が乾燥してしまうと外壁が変形してしまい、ひび割れが起こってしまうのです。

ひび割れが起こると自然に直るということはありません。
そのまま放置するとひび割れから雨水が侵入し、内部の鉄筋にサビが出たり腐食したりしていき外壁が劣化します。
このように劣化が進行すると、コンクリートの爆裂、剥離等につながります。

およそ0.2mm以上のひび割れは補修対象になります。

ひび割れは建築物の劣化における最大の敵といっても過言ではありません。
下地調整を正確に行うかで建物の寿命は大きくかわります。
下地の処理が塗料の耐久性を高めます。
塗装は1回塗って終わりではないのです。

女性の化粧も、化粧水→乳液→美容液→下地→ファンデーションと下地作りをしてから
ファンデーションを塗ります。塗装も同じです。

下地の処理を怠ると、たった2〜3年で塗料が剥がれてきます。

壁にひびがある場合は、ひび埋めをしてからの作業になります。
そしてシーラーという下地材を塗ってから塗料を塗ります。
塗料も中塗りや上塗りと数回に分けて塗っていきます。

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