クラックとは壁や天井にひび割れが発生することです。ひび割れは縦や斜めに入ることが多いです。

コンクリートやモルタルで出来ている建物でよくクラックが発生します。
日本ではコンクリートやモルタル建築は一般的な建築物です。

ひび割れが発生する原因は、乾燥にあります。
素材が乾燥するとコンクリートやモルタルは収縮し、ひび割れが発生します。
素材が乾燥してしまうと外壁が変形してしまい、ひび割れが起こってしまうのです。

ひび割れが起こると自然に直るということはありません。
そのまま放置するとひび割れから雨水が侵入し、内部の鉄筋にサビが出たり腐食したりしていき外壁が劣化します。
このように劣化が進行すると、コンクリートの爆裂、剥離等につながります。

およそ0.2mm以上のひび割れは補修対象になります。

ひび割れは建築物の劣化における最大の敵といっても過言ではありません。
下地調整を正確に行うかで建物の寿命は大きくかわります。