地震で壁が崩れたり、窓ガラスが割れたり、害虫が大発生したり、湿度の高さや結露でカビが生えたり、寒さで水道管が凍結したりなど、住宅においてある日突然起こる厄介なトラブルには様々なものがありますが、大雨による浸水や雨漏りもその一つです。

大雨による浸水で家の中が水浸しになり、焦ってパニック状態に陥った経験がある方は多いのではないでしょうか。

そうならないようにするために行うべきなのが防水工事です。
防水工事で雨漏りや浸水を防ぐことが暮らしの安心安全につながりますし、建材が水で腐って劣化するのも防げるので住宅の寿命延長にも結び付きます。

アスファルトやウレタンやシーリングやシートやFRPなど防水工事にはいくつかの種類があり、それぞれ施工方法や耐用年数や防水効果や費用や工期が違います。
住宅環境や目的や住宅建材に応じてベストな防水工事を選びましょう。

外壁の塗装が剥がれていたり、チョーキング現象が生じていたり、ひびが入っていたり、膨らんでいたりする場合、前回の防水工事から10年以上経過している場合は雨漏り・浸水のリスクと隣り合わせですので、早めに防水工事を行うべきです。

そこで重要になってくるのが業者選びです。
まずは口コミやポータルサイトやランキングサイトなどを参考にして自分が住むエリアに対応している業者をピックアップし、比較して絞り込んでいきます。
相見積もりで比較すると絞り込みやすくなります。

防水工事の見積もりは無料で行っている業者がほとんどです。
対応のスピーディーさ・丁寧さ、見積書の丁寧さなど、相見積もりをするとその業者の本質が見えてきます。

見積書でチェックすべきポイントは、トータルでかかる工事費用に対する諸経費の割合です。
合計額に対して諸経費が高すぎる業者は要注意です。諸経費が安く抑えられていて、記載ミスが無く内訳が細かく記されている見積書を発行している業者は信頼できます。