傷の種類は主に塗膜表面につく傷と、素材自体につく傷の2種類に分けられます。

塗膜表面につく傷
家具などの引きずりにより傷ができます。
床と家具が擦れ合うことで塗膜表面に細かい引っ掻き傷がつきます。

素材自体につく傷
塗膜では保護できないほどの大きい衝撃を与えることで傷ができます。
面積が広い衝撃には強いですが面積が狭い(棒など)衝撃には弱いです。


傷をつけないために
床にワックスをかけ、素材自体を傷つけないようにする。
床と家具の間にクッション材を挟む。
こまめに掃除をし、汚れによる傷を防止する。(小石や砂利は細かい傷がついてしまいます)
物が床に落ちないように(衝撃を与えないために)滑り止めシートを使う。


もし床に傷がついてしまったら
浅い傷の場合、補修用ペンやクレヨンなどで傷を隠します。
深い傷は、パテなどで補修します。

パテの修復方法
傷がついた部分の汚れや木えぐれている場合ささくれを取り、なだらかにします。
その後、補修パテを埋め込みます。このとき、少し盛るくらいにパテを埋めます。
パテが乾いたらフローリングとなじむようにペーパーなどで整えます。
その後、木目と同じ色のペンで木目を描いてできあがりです。