専門用語って難しいですね。
少しずつ解説できるようにページを増やしていけてらなって思っています。


はじめに、サイディングとは?です。

簡単に言うと外装材のことをいいます。
外装材とは建築の外側を装飾する材の事で装飾という機能のみではなく、
雨や風から守るためにも必要なものです。
屋根の瓦やレンガなども外装材に含まれます。


サイディング外壁は4つの種類があります。

金属系サイディング外壁
金属加工した外壁材で、軽量で断熱性に優れたサイディング。
丈夫で低価格。ひび割れや凍害、紫外線に強い。
デメリットはコストが高く、適さない地域がある。


窯業系サイディング外壁
レンガやタイルを板状に加工した外壁材で、壁をレンガで造ったように見せる事ができるサイディング。
通気構法で施工することで長持ちする。
デメリットはひび割れが出たり反りが出ることがある。


木質系サイディング外壁
防腐処理した外壁材で、天然木などを塗装したサイディング。
断熱性能なども高く、環境にもやさしい建材。
デメリットは環境や使用状況によっては腐食する可能性がある。


樹脂系サイディング外壁
塩化ビニル樹脂を素材とした外壁材で、軽量で、容易な加工が特徴のサイディング。
塩害や酸性雨の影響が少なく劣化や変色に強い。
デメリットデザインのバリエーションが少く、塗装・塗り替えと比べて高い。


ちなみに、日本でのシェア数は、
窯業系サイディングが約70% 樹脂系サイディングが約1%
新築戸建ての10棟に7棟の外壁材が窯業系サイディングになります。