圧洗浄を行った後はしっかりと乾燥させる期間を設けます。モルタル壁やスレート屋根が劣化により水を吸いやすい状態になっている場合は、48時間程度乾燥させる期間を設け、完全に水分が抜けてから塗装の工程に入ります。

充分な乾燥を行わないまま塗装作業を行った場合、塗料がしっかりと付着せず、層間剝離の原因となる恐れがあります。
また、塗装の下準備として、塗料が塗装箇所以外に付着しないよう養生テープを貼る養生作業を行いますが、水に濡れている状態ではテープが付着しない為、養生作業が行えません。

そのため、高圧洗浄後にしっかりと乾燥期間を設けるのは、大切な工程の一つです。