塗装日誌

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チョーキングとは塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョーク(白墨)のような粉状になって顕われる現象や状態をいいます。

チョーキングが起こる原因として、
・太陽光の紫外線で表層樹脂が分解する場合。
・塗膜中の樹脂が加水分解されて起こる場合。
・塗料が十分に撹拌されず原材料の分離や沈殿により生じる場合。
・立地条件や使用条件に応じた耐候性のある塗料を用いていない場合。
などがあります。

チョーキングを発生を遅らせるために、隙間を埋める目的でクリアー樹脂などを塗布する。
立地条件や使用条件に応じた耐候性の優れた塗料を用いる。

また、チョーキングが生じている場合は、表層をはがし塗装を行なう。
などの対策を行う必要があります。
クラックとは壁や天井にひび割れが発生することです。ひび割れは縦や斜めに入ることが多いです。

コンクリートやモルタルで出来ている建物でよくクラックが発生します。
日本ではコンクリートやモルタル建築は一般的な建築物です。

ひび割れが発生する原因は、乾燥にあります。
素材が乾燥するとコンクリートやモルタルは収縮し、ひび割れが発生します。
素材が乾燥してしまうと外壁が変形してしまい、ひび割れが起こってしまうのです。

ひび割れが起こると自然に直るということはありません。
そのまま放置するとひび割れから雨水が侵入し、内部の鉄筋にサビが出たり腐食したりしていき外壁が劣化します。
このように劣化が進行すると、コンクリートの爆裂、剥離等につながります。

およそ0.2mm以上のひび割れは補修対象になります。

ひび割れは建築物の劣化における最大の敵といっても過言ではありません。
下地調整を正確に行うかで建物の寿命は大きくかわります。
下地の処理が塗料の耐久性を高めます。
塗装は1回塗って終わりではないのです。

女性の化粧も、化粧水→乳液→美容液→下地→ファンデーションと下地作りをしてから
ファンデーションを塗ります。塗装も同じです。

下地の処理を怠ると、たった2〜3年で塗料が剥がれてきます。

壁にひびがある場合は、ひび埋めをしてからの作業になります。
そしてシーラーという下地材を塗ってから塗料を塗ります。
塗料も中塗りや上塗りと数回に分けて塗っていきます。
コーキングの種類は4種類あります。

シリコン系シーリング材
適した場所は浴室、洗面所、キッチンなどの水回りなど。
塗装との相性が悪い

変成シリコン系シーリング材
適した場所一般建築物の内外装の目地など。
塗装との相性が良い

ウレタン系シーリング材
ウレタン系シーリング材は弾力性を持ち、クラック補修や目地の補修に適している
塗装が前提

アクリル系シーリング材
湿った箇所にも使用可能 耐久性が弱い。
塗装が可能。リフォーム等ではほとんど使われない。


建物の構造上発生してしまう隙間をコーキング材は埋めるために必要なものです。
外壁のサイディングが環境の変化によって伸縮したり、自然災害などでサイディング反ったり、位置がずれたりする動きに追随し剥がれたりしないようにしなくてはなりません。
用途によってシーリング材の種類を変えて充填していきます。
コーキングとは
気密性や防水性のために施工される隙間を目地材などで充填すること。

シーリングとは
気密・水密密性を維持し、防音・断熱のためなど充填材などで塞ぐこと。

二つとも共通することは充填材で塞ぐということです。
では二つの違いはなんでしょうか。


JIS(日本工業規格)では、
シーリング材を構造体の目地、間隙部分に充填して防水性、気密性などの機能を発揮させる材料。

油性コーキング材を展色材(天然樹脂、合成樹脂、アルキド樹脂など)と鉱物質充填剤を混合して製造したペースト状のシーリング材。相対変位の小さな目地のシールに使用される。鉱物質充てん剤として、石綿は、現在使用が禁止されている。

と規定しています。

しかし現場などでは、あらかじめ形が決まっているものをシーリングと呼び、
チューブ容器に入っていて専用の押出し機であるコーキングガンで施工する樹脂性の物をコーキングという事が多い。
コーキングとシーリングは同義語として使われる事が多く、会社などによってコーキングかシーリングかは厳密には決まっていないのが現状である。

コーキングもシーリングも正確には違うものですが目的は一緒なのであまり違いはないようです。
専門用語って難しいですね。
少しずつ解説できるようにページを増やしていけてらなって思っています。


はじめに、サイディングとは?です。

簡単に言うと外装材のことをいいます。
外装材とは建築の外側を装飾する材の事で装飾という機能のみではなく、
雨や風から守るためにも必要なものです。
屋根の瓦やレンガなども外装材に含まれます。


サイディング外壁は4つの種類があります。

金属系サイディング外壁
金属加工した外壁材で、軽量で断熱性に優れたサイディング。
丈夫で低価格。ひび割れや凍害、紫外線に強い。
デメリットはコストが高く、適さない地域がある。


窯業系サイディング外壁
レンガやタイルを板状に加工した外壁材で、壁をレンガで造ったように見せる事ができるサイディング。
通気構法で施工することで長持ちする。
デメリットはひび割れが出たり反りが出ることがある。


木質系サイディング外壁
防腐処理した外壁材で、天然木などを塗装したサイディング。
断熱性能なども高く、環境にもやさしい建材。
デメリットは環境や使用状況によっては腐食する可能性がある。


樹脂系サイディング外壁
塩化ビニル樹脂を素材とした外壁材で、軽量で、容易な加工が特徴のサイディング。
塩害や酸性雨の影響が少なく劣化や変色に強い。
デメリットデザインのバリエーションが少く、塗装・塗り替えと比べて高い。


ちなみに、日本でのシェア数は、
窯業系サイディングが約70% 樹脂系サイディングが約1%
新築戸建ての10棟に7棟の外壁材が窯業系サイディングになります。
ペンキを塗る理由には主に3つあります。


1.生活を彩る。色彩、模様や形などから作る。
2.腐食からの保護。鉄やコンクリート、木などから守る。
3.機能に特化。防カビ、防水、防虫など特定のモノから防ぐ。


1.生活を彩る

女性が化粧をするように、建物も色や形、模様でつくりあげます。
カジュアル・シック・モダン・クラッシックなど様々なイメージカラーがあり
建築様式もさまざまです。
その中から自分の気に入ったものをみつけ生活を快適にさせるためペンキで外壁塗装を行います。


2.腐食からの保護

例:サビ
雨や紫外線やガスなどにより塗膜がむき出しになり環境遮断効果する効果が失われていきます。
暴露した箇所にサビができ塗膜を押し上げ、塗膜の下をさびが広がっていく。
サビから鉄を守るため、ザビ止め塗ります。


3.機能に特化。

例:防水
ベランダでモルタル仕上げなどで防水されていなければ、モルタルから骨部へ(鉄骨もしくは木など)浸水し腐食してきます。
一般的には、骨組みの上にシートを置いてその上からモルタルを流して仕上げています。
これをシート防水といいます。
施工は簡単で安価にすむのですが、モルタルがひび割れたりして水分がしみこむと、モルタルと骨組みの間に水がたまります。水が溜まるとなかなか水分が抜けてくれません。
そのために、モルタルにカビが発生したり、シートの継ぎ目などから水がしみこんだりして、骨組みを痛めてしまう可能性があるのです。
そこで、現在の主流は上から塗膜で覆ってしまうというものです。
この工法であれば、モルタルが割れても上からFRPなどの防水の膜で、水が漏れることがまず有りません。


このように塗装にもさまざまな用途があり、意味があって塗り分けをしています。
カラーサンプルや色見本を見て選んだのに、完成したら全然違う!
こんなトラブル最悪ですね。
こうならないために色について少しお話しさせていただきます。

面積効果
同じ色なのに面積の大きさによって、色が違って見える現象です。
色には面積が大きい方が明るく鮮やかに感じる効果があります。

外壁・カラーの選択

このことにより、外装では面積効果が顕著に表れます。
小さなサンプル表や色見本で見た色より、広い壁のい色の方が明るくはっきり見えてしまうためなんですね。

余談ですが、日本の風景には少しくすんだ色の方が風景に溶け込みます。
塗装カラーの講座の2回目の課題提出でした。

今回は、【モダン】がテーマだったので、黄色ベースで提案してみました。
モダンは無彩色(白や黒や灰色など)がメインとなります。
かっこよくなるように工夫してみました。
先生の添削でどうなるかが楽しみです。


課題

課題

外壁塗装の提案をさせていただきました。

今回、青いライン2本を入れてほしいとご依頼があったので、3種類のご提案をさせていただきました。


外壁塗装の提案

外壁塗装の提案

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